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【公認会計士】私が公認会計士試験に合格するまでの経過と勉強方法!

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今回は私が公認会計士の勉強を始めて合格するまでどういった経過をたどり、どれくらいどのように勉強したかをご紹介します。

これから勉強を始める人、今まさに勉強している人の参考になれば幸いです。

こんな方におすすめ

  • 公認会計士試験に興味がある
  • 合格した人の経過を知りたい
  • どれくらいの時間勉強すれば合格するか目安を知りたい
  • 公認会計士試験の勉強方法で工夫した点を知りたい

そもそも公認会計士試験とは?

三大国家資格である公認会計士になるために必要な試験!

日本で言う三大国家資格は「医師」「弁護士」「公認会計士」と言われています。

公認会計士試験はこのうち「公認会計士」になるために必要な試験です。

試験は以下の通り合計3回あります。

  1. 短答式試験
  2. 論文式試験
  3. 修了考査

このうち、論文式試験に合格することを一般的には公認会計士試験合格といいます。

というのも、論文式試験を突破すると監査法人に就職し実務経験を積むことになるためです。

合格率は約10%!

三大国家資格とされるため、試験の難易度もかなり高くなっています。

直近の令和2年度の試験結果を見ると以下のようになっています。

引用元:公認会計士・監査審査会「令和2年公認会計士試験の合格発表の概要について

イメージとしては短答式試験は10~15%くらいで、論文式試験は30%くらいの合格率になっています。

私もそうでしたが、短答式試験が本当に大変です。

短答式試験を突破すると、論文の合格率は30%ほどなので「いけそうな気がする!」となります。

なお、短答式試験に合格すると3回まで論文式試験に挑戦できます。

3回失敗したいわゆる「三振」をしてしまうと短答式試験からやり直しになります。

私の合格までの流れ

本格的な勉強開始から合格までは約2年半!

私の勉強開始から合格の流れは以下の通りです。

2010年11月:日商簿記3級合格

2011年3月:日商簿記2級合格

2011年4月:TACにて公認会計士試験の勉強開始

2012年7月:日商簿記1級合格

2012年12月:短答式合格

2013年11月:論文式試験合格

簿記の勉強開始からは3年、公認会計士試験の勉強開始からは2年半で合格しました。

大学2年から勉強を開始したため、ぎりぎり在学中合格でした。

試験結果などはこちらに載っています。

【独立開業】私が公認会計士・税理士として独立開業するまで

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短答式には2回失敗

短答式に合格するまでに、短答式試験は2回不合格になっています。

1回目の2011年12月は全く惜しくもなく、2回目の2012年5月は監査論が爆死してダメダメでした。

2回落ちてからの猛勉強の末、3回目でようやく短答式試験に合格しました。

やはり公認会計士試験の最大の山場は短答式試験です。

3回目の短答式試験を自己採点している時は最後の方は泣きながら丸を付けているほど嬉しかったことを今でも覚えています。

実際どれくらい勉強したら受かるのか?

合格に必要な勉強時間は7000時間!(主観!)

私の個人的な経験からすると論文式試験合格までに必要な勉強時間は約7000時間だと思います。

もっと短い人もいれば長い人もいると思いますが、平均はこれくらいなのかなと思います。

実際、私も以下のペースで勉強していたため、改めて集計するとトータルでの勉強時間は7000時間~8000時間くらいだと思います。

一日の勉強時間の目安

私が合格するまで続けていたスケジュールはこんな感じです。

平日

大学の授業がある時は授業の合間に図書館で勉強。

授業がない日や長期休暇中は7時~21時まで予備校の自習室で勉強。

休日

土曜は7~21時まで予備校の自習室で勉強。

日曜祝日は7~18時まで予備校の自習室で勉強。

自称「大学の授業全てに出席しながら在学中に合格した唯一の会計士」です!笑

最初からずっとこのペースで勉強していたわけではありません。

初めの頃は1日4,5時間だったものが失敗の繰り返しにより伸びていき最終的に平均12時間くらいまでになりました。

飲み会などはすべて不参加!徹底的に勉強時間を削りだす!

勉強中に友達と遊びに行くことや飲み会は一度もありませんでした。

お酒を飲んでしまったり遊んでしまうと次の日の勉強に支障が出るのと、「他の人は遊んでいるのに…」という気持ちが出てしまうためです。

決して友達がいないわけではありません!笑

まあ大学の授業全部出ながらというのが矛盾していますが…。

工夫した勉強方法は?

合格まで毎日続けた習慣「勉強日記」

勉強を始めてから論文式試験まで毎日続けていたのが「勉強日記」です。

日記とは言え、内容は非常に簡単でその日に何を勉強して、明日何をする予定なのかを記すだけです。

手元に残っている論文式試験直前の勉強日記の一部はこんな感じです。

前日に何をやったのか、また1週間単位でやったことを確認して手薄になっているところをフォローするという方法は非常に効果があったと思います。

公認会計士試験で最も大事なことは「苦手を作らない」ということです。

何となく勉強していると苦手科目は避け、得意科目に勉強が偏りがちになります。

しかし、こうして記録を付けることであとから振り替えることができるため、「財務避けてたわ」「管理多すぎじゃない?」という確認が簡単にできました。

「ポモドーロ・テクニック」を駆使!

締め切りを明確にすることで、作業中の集中力を高めるテクニックである「ポモドーロ・テクニック」を勉強中は使っていました。

具体的には、1科目90分勉強したら違う科目をやる、という区切り方にしていました。

どんなに中途半端でも物足りなくても必ず90分で切り上げて科目を変更しました。

公認会計士試験では苦手科目を作ってしまうと合格が難しいため、すべての科目をまんべんなく勉強できるようにする必要があります。

この勉強方法ですと何をどこまでやったかを管理することが非常に大事になるため、上記の勉強日記をつけていました。

90分ローテ以外にも青色のペンが記憶にいいとか、コーヒーが頭にいいとかそれっぽいことを聞けばすべて実践しました。

合格するためにはいいと言われるものは片っ端から手を出しました。

答練は常に1位狙い!常に上を狙う気持ちを絶やさない!

私は受験友達を作りませんでしたので、勉強中は常に孤独でした。

そんな時にモチベーション維持に役立ったのが、どんなに小さい答練であっても絶対に1位を狙うという方法です。

孤独な勉強は結局は自己満で精神状態を保っています。

そのため、掲示板などに貼りだされる答練の結果で常に1位に自分がいたらさぞかし気持ちいいだろうというところから始めました。

しかし、これが難しい…。

名前は載れど1位にはなかなかならず、悪戦苦闘が続きました。

今思えばこの「何故1位になれないのか?」「1位の人は何をしているのか?」という思考は非常によかったと思います。

失敗と改善を繰り返し、最終的には論文直前の全答練で所属校1位の成績になりました。

大きな試験に合格するには小さな成功体験の積み重ねが大切です。

予備校の試験はいくら失敗してもいいものです。

これを積極的に活用して小さな成功体験を積み重ねるという方法は効果があるのかなと思います。

まとめ

  • 公認会計士は三大国家資格
  • 合格には約7000時間の勉強が必要
  • 孤独に打ち勝つ勉強法を見つけ出すことがポイント

いかがだったでしょうか?

合格して随分時間が経ちましたが、あの時の苦労は鮮明に覚えており、二度と経験したくありません笑

しかし、あの時努力したから今があり、監査法人・独立開業と経験して非常に有意義な人生になっています。

簡単な試験ではありませんが、人生が大きく変わるきっかけになると思います。

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hiroya

公認会計士・税理士・行政書士。慶應義塾大学在学中に公認会計士試験に合格し、有限責任監査法人トーマツへ入社。その後、2017年独立・開業。「公認会計士・税理士をより身近に」をコンセプトに情報発信を行い、SNSを通じて多くの相談に応じている。

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